豬花さんからのお便りです。
彼からは以前より度々ご意見を頂いていたので、現代日本の
一般的恋愛観という意味で、ご意見を私の方からお願い致しました。
管理人である私を含め、このblogを愛読して頂いてるメイン層から見ると
異議を感じる部分もありますが、一般人の主観的思想としては
当たらずも遠からずだろうと感じるところであります。
へっぽこ恋愛論
遅くなりましたが、以下私の考える「愛」と「恋」です。
【愛とは】
ただ、何の理由もなく、相手がそこに存在するだけで
相手を好ましいと思うこと。
相手をどうしたいと思うでもなく、見返りを求めるでもなく、
ただ相手の幸せそうな顔を見て好ましいと思うこと。
友愛、家族愛、恋愛、いろんな愛の形の
究極形態です。
【恋とは】
ただ、何の理由もなく、相手がそこに存在するだけで
相手を好ましく思い、その上で欲しいと思うこと。
自分および対象の社会的・精神的・その他の
リスクもリターンも一切考えず、ただ相手の
身も心をも欲すること。
フィクションだと……
『曽根崎心中』『ロミオとジュリエット』『メディア』
あたりがぴったりくるかな、と。
(もちろん現実にこのシナリオを実行したらただのアホです、
恋に社会性を持たせるためには常識と良心が必要)
どちらにせよ、要は「好きになった理由がない」
というのが大事じゃないかな、と考えます。
お金持ちだから、ハンサムだから、人格が優れてるから…
と、理由をつけて恋をするとします。
そうすると、
世の中にもっと条件のいい人は探せばいるはずなのに、
手近なところで妥協したのでしょうか。
恋人はリスクとリターンを考えた末の産物なのでしょうか。
私は、恋の原動力は「何でか知らんが好き」
という、理性では制御できない感情だと思っています。
ただ、だから「何でか知らんが好き」で
突っ走れ、とは思いません。
それは純粋さ故に美しいですが、大変危険です。
良心や常識でうまく舵をとり、ブレーキをかける。
それもまた、苦悩するが故に美しいです。
いかがでしょうか。
とりとめもない文章になりましたが……。
覚悟さんの逆鱗に触れないことを祈ります(笑)
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