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イジメ問題への考察として面白いものがあったので紹介します。


いじめる側のメリットが大きくコストが少ない限り、いじめ発生は不可避だろうhttp://d.hatena.ne.jp/p_shirokuma/20061113/p1
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人はメリットがあるからこそ行動する生き物であり、いじめもまた、
いじめ首謀者にとってそれなりの旨味があり、リスクやコストが
小さいからこそ発生するものと私は考える。
とんぼの羽を引きちぎることに罪悪感を覚えない、
悪知恵と腕力だけはいっぱしに身についた中学生達に、
(大人達自身も方便だと思っているような)形骸化した
倫理観・道徳観を期待したところで効果は無いし、
いじめる側が狂っていると叫んでみたところで事態は変わらない。
地域や大人社会との繋がりを失い、先生や学校側が抑止力として
機能しない閉鎖空間のなか、「蝿の王」はこれからも何度と無く
繰り返され、野蛮な暴君と哀れな犠牲者を生み出し続けるだろう。
倫理性だの何だのを考える前に、まず、いじめる側のメリットや
旨味について検討したほうがいいんじゃないだろうか。
また、いじめ傍観者にとって介入がリスク・コストを伴うもので
あるかどうかも吟味すると良いんじゃないだろうか。
いじめを抑止する方向に機能していたかもしれないものが
現在どういう状態になっているのか再検討する必要もある。
いじめる側のメリット-コストの現況はどうなのか?
いじめシステムは固定化しやすいのか?
外部/内部に抑止力は存在するのか?
いじめという現象を巡るメリット・デメリット・促進因子・抑制因子の
バランスと構造を検討し、いじめ首謀者達のメリットを
最小化しコストを最大化するようなアプローチを
可視的に為さない限り、おそらくいじめの発生と
エスカレートを食い止めることは出来ない。
いじめ首謀者がいじめを通して適応を向上させることが出来、
しかも大したデメリットも蒙らずに済む現況。
この現況の続く限り、中学校は「蝿の王」の無人島であり続ける筈だ。
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簡単に言えば「イジメはそのメリット(快楽)がデメリット(罰)を
上回っている以上は無くなる事は無い」
という意見です。
この考えには私も同意で、「喪男問題はイジメ問題」でその旨を書いています。
ただ、シロクマ氏の記事は「イジメ行為におけるメリットとデメリット」
に対する分析が非常に的確で詳細なため、解決しなければ
ならない問題が非常に分かり易い点が優れています。
イジメのメリットとして上げられていたものを簡略化すると、
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1.金品を奪う事ができる。
2.優越感を得る事が出来る。
3.イジメによる恐怖政治を敷き、王の如くに振舞える。
4.強さの誇示により、女子(の多数派)から好意的に見られる。

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こういったものが上げられています。
イジメの解決法としては「イジメによるメリットを小さくする」事と
「イジメへのデメリットを増やす」事の2通りがありますが、
これらのメリットを見る限り、前者の方法はほぼ不可能に近いものがあります。
1に於いては被害者が金品を捨てる訳にはいかないですし、
2に於いては加害者の精神問題であり、オウムばりの洗脳が必要。
3も傍観者たちの「自己保身優先」という強烈な「動物的本能」
によって支えられる強固な構造ですし、4もまた「強いオスの精子を求める」
というメスの本能によって支えられている動かしがたいものです。
イジメによって生じるメリットは殆どが原始的なもので、
人間の本能に根ざしたものであり、非常に変革し難い。
つまり、イジメを減少させるには「イジメへのデメリットの増加」
以外にはおよそ考えられないということです。

もちろん、それ以外にも「駆け込み寺」のような「被害者のケア」
必要でしょうが、それは根本的な解決にはならないと考えます。
なぜならイジメっ子は現在のイジメ対象が
「駆け込み寺」に逃げ込んだなら
その次に弱い相手にターゲットを移して、
また残虐な血祭りを始めるだけだから。

今の被害者を他所へ移したところで、新しい被害者が生まれるだけなのです。
駆け込み寺では「個人」は救えても「イジメられっ子(予備軍含む)」
という不特定多数の集団を救う事は出来ない
(程度の問題はありますが)「厳罰」「介入」「監視」の徹底。
学校及び学校生活に於いてこの3点を保証しなければ問題は解決しないのです。


※追記※
現在、文部科学省でも私の主張と同じ厳罰と徹底管理による
不寛容方式(ゼロトレランス)によって、イジメや
学級崩壊を解決しようという研究もなされているようです。
「ゼロトレランス」の詳細についてはこちらを。
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アメリカでは1970年代から学級崩壊が深刻化し、学校構内での
銃の持込みや発砲事件、薬物汚染、飲酒、暴力、いじめ、
性行為、学力低下や教師への反抗などの諸問題を生じた。
その建て直しのための生徒指導上の様々な施策が行われてきたが、
その中で最も実効の上がった方法がゼロトレランス方式だった。
細部にわたり罰則を定め、違反した場合は速やかに例外なく
厳密に罰を与えることで生徒自身の持つ責任を自覚させ、
改善が見られない場合はオルタナティブスクール
(問題児を集める教育施設)への転校や退学処分を科し
善良な生徒の教育環境を保護。
また「駄目なものは駄目」
教えることで、規則そのものや教師に対し尊敬の念を持たせ、
ひいては国家や伝統に対する敬意や勧善懲悪の教えを学ばせた。
1980年代以降に共和党、民主党の区別無く歴代大統領が
標語として打ち出し、1990年台に本格的に導入が始まる。
1994年にアメリカ連邦議会が各州に同方式の法案化を
義務付け1997年にビル・クリントンが全米に導入を呼びかけ一気に広まった。
この方式でアメリカの学校教育は劇的な改善を見せた。

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人間の暗黒面を抑え付ける事は難しいですね。

やられる側も、あらゆる努力惜しまず戦う必要あるのも事実です。
人間の黒い部分をどうにかするのは、これといった決め手のような
手段はないのかもしれません。

出来る事を積み重ねるしかないのかもしれない。
【2006/11/14 00:08】 URL | ヴァン #-[ 編集]
たしかにやられる側も何らかの手段でイジメに対する対抗策を講じねば難しいでしょう。
自殺以外に永遠に逃げる道は無いですからね。

イジメっ子に対抗するためのコミュニケーション技術、
および格闘技術などを総合的に訓練する施設などを
作るのも良いかもしれません。
勿論、強制的に入れるのではなく、親と本人の
両方の承諾があった場合に任意で入れるという形で。
(もちろん本人が脱退したいという場合はいつでも脱退できる)

「イジメっ子からこういう言動をされたら、どう返すべきか?のシミュレーション特訓」
「イジメっ子に襲われた場合を想定してボクシングや実戦空手の訓練」
こういったものを、イジメっ子と戦うための戦闘訓練を学ぶ
チャンスをいじめられっ子に対して与えてあげる必要があるかもしれません。

私は「生来の戦闘気質」によってイジメを解決してきましたが、
そういったものを生まれながらに持ってない人は、
それ相応の訓練がなければなかなか難しいのでしょう。
【2006/11/14 00:19】 URL | 覚悟 #o25/X8aE[ 編集]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
【2006/11/14 00:26】 | #[ 編集]
覚悟氏の意見に賛同します。
「いじめは止めないが、いじめへの反撃は止める馬鹿」は多数存在しますので、
傍観者、教師、及び親のいじめへの対応の認識も必須だと思います。

>ヴァンさん
>人間の暗黒面を抑え付ける事は難しいですね。

人間の暗黒面というよりは、「未だ猿」の部分だと思います。
【2006/11/14 01:30】 URL | 武士道精神 #-[ 編集]
11月11日の「たけしの日本教育白書」という番組があり、
その中で日本以外の教育の有り方を特集したコーナーが
ありました。
紹介された国は「イギリス」と「ケニア」でしたが、その二つを
みて、私はある共通点に気がつきました。

二つとも、男としてどうあるべきか、というお手本が教育に
あるのです。「イギリス」はジェントルマン、「ケニア」は
勇気ある戦士、という具合です。
そして、日本にはそのようなお手本が存在しません。

今、いじめがこれほど騒がれている背景、そして日本全体
のモラルが低下している理由に、これがあると私は考えて
います。
つまり「何が良くて、何が悪いのか」という基準がとても
曖昧になっているから、です。
もともと日本は単一民族国家なので、はっきり決めなくても
なあなあでやってこれたのが、最近の色々な価値観に触れる
やり方になって、そのなあなあが崩れたのだと。

ただ、いじめ。およびお手本の問題は一朝一夕で解決
するものではないことは明らかです。集団をどうこうする
のは難しい課題です。

いじめを受けている子には、
「いじめられたら死ぬ気で殴りかかれ、できないなら学校から
逃げたっていい」と教えることでいいとおもいます。
あと「自殺はたぶん物凄く痛い!」と教える必要があるかと。

長文、失礼しました。
【2006/11/15 18:45】 URL | 木隠れ #-[ 編集]
いじめと直接関係あるかわかりませんが。
黒人差別がひどかった時代のアメリカでは、差別をする人間は貧困層ばかりで、富裕層は興味なし。そんな内容が電波男に書かれてたような・・・いじめもこれに共通する部分があるとおもいます。

職場の先輩は、声も大きく仕事も出来、嫁と子供2人いて、女遊びもします(性的関係でなく飲み屋とか)。私の目標としている人でもあります。
公務員の官舎にも奥様連中でいじめに近い物がやっぱりあるそうです。その人は奥さんに「群れるのは誰でも出来る。おまえはむしろいじめられている人と友達になってあげなさい」

こういう事を言える親が増えるといいんですけどね~

【2006/11/15 19:34】 URL | 冷凍みかん #-[ 編集]
中学生の頃こんな文章を読んだことがあります

「チャレンジ中学講座」のいじめについての読みもので中学生会員の投稿がありました。
いじめが行われ、放置されえている環境では生徒だけで大まかに3つに分類できる。

・いじめを行う者
・見ているだけの者
・時々助けたり助けなかったりする日和見主義者

いじめを行う者の卑劣さと見ているだけの者の無力さはここのページでもとことん考察されているので割愛しますが、

時々助けたり助けなかったりする日和見主義者
私は意外とこの第三勢力を見逃しがちではないかと思います。いじめが起きて助けることは非常に勇気が要ります。ともすれば自分までいじめられるのではないかという猜疑心されあって助けるに助けられないこともあるでしょう。私が昔見た文章では第三勢力は時々助けたり、グループに入れてくれるんだけど自分らにも危害が及びそうになるとあっさり手のひらを返す。その癖に自分らが助けてくれたことを必要以上に誇示してくる。こんな連中に僕は意外と用心している・・・・・・と。
この第三勢力は偽善者なんですよ。自分らが善人だということを示したいが為に、見えるところでいじめられっ子を助けて。悪い言い方をすればいじめられっ子は自分らの善性を証明する実験動物という風に考えてるんでしょう。さらにひどい場合、いじめっ子と結託していることもありえます。

書いているうちに小中学校の頃の風景が頭の中に浮かびましたよ。この第三勢力はなかなか見つけにくいかもしれないですが、世間全体に視野を広げると、いじめっ子を処罰しようとせず、いじめがあったことだけ報道するマスコミ。いじめくらいで動いてくれない学校関係者、警察。さらにさらに拡大解釈すればネット上で議論している我々だって第三勢力に当てはまるかも知れません。まあ、いじめられっ子は喪男という存在自体知らないかも知れないですがね。
【2006/11/15 20:12】 URL | 古巨人 #-[ 編集]
いじめに関して当事者でない人間に出来る事と言えばいじめを悪とする世論形成の一助となることくらいですかね。
時間がある社会人の方なら地域活動を通じてより実効がある形で動けるかもしれません。
特定の集団内部で行われる見えない暴力をなくすには、ある種の権力、もしくは確固たる世論(例えばいじめが露見しただけで加害者が村八分にされるような)が必要でしょう。
インターネットでいじめる側を批判するだけでもいじめの減少に何らかの形で寄与できると信じて色々つぶやいてみます。
【2006/11/16 21:48】 URL | rev #-[ 編集]
このコメントは管理者の承認待ちです
【2009/03/11 16:04】 | #[ 編集]














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まとめ






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