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およそ喪男とは対極に位置するであろう思想
(乱交リベラル主義?)をもった漫画家、江川達也の作品です。

この作品のあらすじを紹介しますと、
新興宗教じみた思想団体ラブ&ピース(主な主張は自然回帰か?)が
バイオテクノロジーで獣人のような怪物(普段は普通の人間の姿)を
作り上げて社会を自分たちの理想郷に作り変えようと活動し、
主人公マコト(同じ怪物)がそれに戦いを挑むという内容です。

で、そのラブ&ピースに所属する怪人たちってのが
ある意味非常に動物的というかDQNっぽさ丸出しで、
仲間(同じ怪人)を出し抜いて、多くの人間のメスと交尾して
子供を生ませて自分の遺伝子を残そうとする奴らなのです。

そこでマコトが通う中学校に赴任してきた鳥怪人のアレックス先生
絡んだ話が(護身的な意味で)非常に面白い話でした。
マコトの親友で佐々木というバスケ少年がいて、
彼にはという可愛らしい彼女がいるのですが・・・
マコトと佐々木と岬のほのぼのとした青春劇は
上記のアレックス先生によって面白いようにぶち壊されます。
普段の外見は金髪の美男子であるアレックスは持ち前のルックスと
フェロモンで女性教師、女生徒を次々と誘惑し・・・まあ交尾しちゃいます。
そこには愛も糞もなくて、単なる快楽と子作りだけのセックス。
んでとうとう岬も佐々木をあっさりと裏切り、アレックスとの性の宴に溺れますw
その光景を佐々木が目撃してしまうのですがそのときのシーンはは非常に秀逸です。

岬:ああっ先生、ぎもじいいっー!!入ってる入ってるぅ!!
  だしで先生のを私の中にだしでぇぇー!!先生ぎぼじいいいぃー
  
この後延々と喘ぎ声が続くのですが見苦しいので割愛

ここでアレックスに発見されて佐々木君は首チョンパにされてしまいます。
そこに駆けつけたマコトは一瞬状況が飲み込めずに混乱しますが、
佐々木の霊魂がマコトに乗り移って怨念を吐露します

佐々木の霊:アレックス!!許るさねぇ!!俺を殺しやがってぇぇ!!
        てめぇもだ!!岬ぃぃぃ!!
        付き合ってくださいといったのはテメェの方だぞ!!
        この化け物と二股かけやがって、騙しやがってぇぇぇ!!


これに対する岬のコメントはきわめて雌らしいものです。

岬:騙してなんかいないわっ!!
  自然の摂理に従っているだけ!!
  人間が間違っているの!!ツガイのオシドリの雌だって
  たくさんの他の雄と交尾しているのよ!!
  強い者だけが子孫を残せるの、貴方とセックスしても
  私の遺伝子は未来に残らない!!
  ほら、こうしてあんた殺されちゃったでしょ?
  あんたとセックスして子供を生んでも、こうやってすぐ死ぬ子供じゃ嫌!!


佐々木の霊+マコト:テメェラ、ぶっ殺す!!

この岬のような意見って喪男道や2chでもしばしば見られる
女性の正当化として割とありふれた意見のようですがね。
江川達也の微妙にグロい絵で書かれると笑いが吹き零れます。
さらに面白いのはこの岬がアレックス(イケメン)の肉便器にされる前は
佐々木が交際をOKしたときに嬉し涙をながすような、
すごく純情そうな少女として描かれている点がある意味でリアル

まあ人は変わるもの、特に怠惰には流れやすいものですからねw

この話は鳥怪人やらの非現実的な設定を取っ払えば何と言うことは無い、
イケメンやりチンに彼女を寝取られたという
何処にでもある、ごくありふれた話に過ぎません。

それらを加味して岬の台詞をもう一度読み直すと背筋に怖気を感じます

これと(根本は)同じ光景が現実世界で身近に起こっているのだと
「売買春と不倫~その2」
記事で3~4割の(若年)女性が浮気に肯定的という事が
アンケートから判明していますから、女性が目の前を10人通ったなら
そのうち3~4人はこの怖気を感じる女と
同レベルの思想を肯定しているという事なのです。


まあ幸いながらこの岬にはふさわしい最期が訪れます。
ぶちきれたマコトにボコボコにされたアレックスは
戦いに勝つためのエネルギー元として岬を食ってしまいます
(セックスする意味の食うではなく食料として食ったという事)

そう、彼女もまた自身が述べていた「自然の摂理」に従って
強いものが生き残るための糧として命を奪われたのです。

佐々木に向けられた牙が自分には向かないだろうと勝手な
思い込みの果てに訪れた実に因果応報な最期と言えるでしょう。


ちなみにこのアレックスもマコトに脳天をぶち抜かれて哀れな最後を迎えます。
挙句には彼がばら撒いた子種はライバルの蟷螂怪人によって
皆殺しにされてしまうという素敵なおまけ付きw
(蟷螂怪人の手下が妊娠した女性たちの胎を鎌で穿り返して殺してしまう)
自分が強者である間は弱肉強食というのは非常に便利な理論ですが、
いさ自分が狩られる側となると「相手が自分を殺す事」に
正当性を与える非常に危険な諸刃の剣なんですよねぇw

例えばアレックスが岬を殺したことだって彼からすれば、

  騙してなんかいない!!
  自然の摂理に従っているだけ!!
  人間が間違っている!!動物だって飢えれば
  雌や自分の子供だって殺して食らう!!
  強い者だけが生き残れる、お前が生き残っても
  私がマコトに殺されては意味が無い!!
  ほら、こうして食ってしまったほうが俺のためになる。
  また別の雌を探して子を産ませればいいだけだ!!


こういう理論が成り立つわけです。
自然の摂理だから強いオスを選ぶなら、
また雄が自然の摂理に従って優秀な雌を選ぶ事も
そして不要になったメスをゴミのように切り捨てる事も
これもまた自然の摂理ということなのです。

自然の摂理って使いようによっては男も女も関係なく
他者を踏みにじるのに非常に都合の良い論理なんですよねw
男を平気で乗り換えて良いという思想は、裏を返せば
男も女をとっかえひっかえして良いとする思想であり、
女だけが男を乗り換えるが、男は女を大切にしなければならないなんて
そんな都合の良い事がまかり通る筈はないのです。

男が女をとっかえひっかえするのを悪としたいのなら
女が男を乗り換える事も悪として裁かれる世の中でなくてはならず、
女が男を乗り換えるのが善となる世の中なら、
男もまた女が不要になればゴミのように切り捨てることを善とせねばならない。
それをわかっていない人間が男女とも非常に多い、そう感じます。


このラストマンという作品はこの逸話に限らず、
DVホスト男やら、イケメンヤリチンに騙されて
母子家庭になる馬鹿女子高生
やら、現実に掃いて捨てるほど
いそうなダメ人間がぞろぞろ出てきて色々と笑いを提供してくれます。
おそらく江川達也は東京大学物語などの他作品なども見るに乱交至上主義者というか
「人間どうせこんなもんだからみんなで好き放題しようぜ」というような
退廃的なリベラル主義者であると思われますが、
彼が至った結論はともかくとして、人間の本質に対する目や
現実認識感は我々喪男と似通った部分があるかなと感じました。

正直下品で見苦しくて、正視に堪えない場面もある漫画ですが
現実ではこれ以上に見るに耐えない悲惨な状況が起こっている事を考えると
(日本女性の6人に1人が生涯に1度以上の中絶を経験する等)
我々は敢えて見るべきなのかも知れません。

特にこの作品は喪男以上に女性に読んで頂きたい。
これは鏡です。
本能のままに、欲望のままに従った人間が
どれほど汚く正視に堪えないのか・・・

人生の分岐点において自分の選ぶ選択肢によっては
あなたもここに登場する岬と同じ過ちを犯し、
そして同じ最期を遂げるかもしれないのですから・・・
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江川達也氏の恋愛感に興味をお持ちでしたら、

岡田 斗司夫 『恋愛自由市場主義宣言!』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4821108429
がお薦めです。

同様に、岡田斗司夫氏の一連の著作
『結婚ってどうよ!?』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4413034325
『30独身女、どうよ!? 』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4774503819
『フロン』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4907727194
『ぼくたちの洗脳社会』
http://www.netcity.or.jp/OTAKU/okada/library/books/bokusen/mokuzi.html
を強くお薦めします。

岡田氏はきわめてすぐれた知力の持ち主で、現在の男女・家庭に何が起こって
いるのかを、議論の余地無く説明し切ってしまいます。現在の非モテ・喪男界
隈の混乱した議論に関する、必携のガイドブックと言えるでしょう。
【2006/03/12 23:16】 URL | #-[ 編集]
↑の書き込みをした者です。すみませんが、削除をお願いできないでしょうか?
上の書き込みと、この書き込み自身をです。

理由は、岡田氏の現状分析は正しいと思うが、氏の提言には個人的に容認でき
ないものも多いからです。多対多の交際や、(夫に隠れての)浮気のすすめ、
堕胎など。そういう本を公開の場で薦めるのは、やはり良くないと考えなおし
ました。

同一IPからの書き込みですので、本人確認にはなると思います。
ご迷惑をおかけしてすみませんが、よろしくお願いします。
【2006/03/13 02:26】 URL | #-[ 編集]
岡田氏の個人的意見はさておきとして
洞察力は素晴らしいと思うので
そこらへん区別して読めば良いだけでは?

ここら界隈に来る人も
その程度の情報リテラシーぐらいは
持ち合わせてると思うので
削除するほどでも無いと思いますが
【2006/03/13 12:49】 URL | 喪28 #-[ 編集]
岡田氏は思想的に至った結論としては喪男として合意しかねるものですが、
現状認識力は極めて優れている人であると感じています。

上記の紹介は消すほどでもないとは思いますが、
どうしても削除したいというのであれば、削除します。
【2006/03/14 09:34】 URL | 覚悟 #o25/X8aE[ 編集]














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