ADMIN TITLE LIST
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


中絶者のうち、どれだけが確実に避妊した上での
妊娠であるのかを調査した統計を色々と調べたのですが、
正直言って決定打となる資料は見つかりませんでした。
しかし、拙いながらも幾つかの資料を調べた結果、
面白い共通点が見つかりました。



日本産科婦人科学会報(2003年1月号)
最近の10代の中絶についてのアンケート調査
http://www.ebarasan.jp/j_anke.htm
対象者:10代の中絶経験者
対象人数不明
膣外射精、オギノ式などの効果の低い避妊も避妊と見なす
3)避妊の状況
)常に避妊している 10・5%
)時々 55.4%
)避妊の方法 コンドーム:93.5%

ただし、この場合の93.5%とは常に避妊している人と
時々避妊している人の回答の混合値と思われる。

簡単な計算で目測すると毎回避妊する10.5%のうち、
毎回避妊(コンドーム)をして、膣外射精などの不確定なものを
使用しない人はそのうちの93%程度で
毎回高確率な避妊法(コンドーム)の避妊法を取る人は約9.8%。


全日本民医連
http://www.min-iren.gr.jp/search/06press/genki/164/genki164-03.html
対象者:10代の中絶経験者
対象人数:約50人
高確率避妊(コンドーム)のみとし、オギノ式等は避妊とは見なさない
B セックスをするときの避妊の有無
・いつもする………………6人
・しない……………………6人
・時々する(複数回答)…35人
・無回答……………………1人

必ず避妊を取る人は約12%。


ABC-About Birth Control WEB SITE(個人サイト)
http://chiba.cool.ne.jp/mioh/index.html
http://chiba.cool.ne.jp/mioh/survey.pdf
対象者:10代~40代の中絶経験者(19%)と中絶未経験者(81%)の混合
対象人数:330人
膣外射精、オギノ式などの効果の低い避妊も避妊と見なす。
必ず避妊をする人は全体の約38.5%

避妊方法については普段は外出し、時々コンドームという
使い分けタイプやコンドームとオギノ式を同時に使う併用型などの
場合は複数回答可としているアンケートを取った。
コンドームを使うとしたのは79.7%
基礎体温法を使うとしたのは26.4%
オギノ式を使うとしたのは16.1%
性交中絶(外出し)を使うとしたのは21.2%
ピルを使うとしたのは7.9%
IUDを使うとしたのは0.9%

※複数回答可のためパーセンテージはトータル100%を超える

更に突き詰めて考えるとコンドーム使用者263人は
[たまに避妊している人]
・コンドームを時々使っている人
・コンドームを必ず使っている人
・コンドームとその他避妊法を同時併用

これらに対してまた同じように
[必ず避妊している人]
・コンドームを時々使っている人
・コンドームを必ず使っている人
・コンドームとその他避妊法を同時併用

この合計6パターンが存在する。
263人はこれらの合計値に過ぎない。
毎回のセックスでコンドームを必ず使う人の最大値は
127人のうち全員で最大値は330人中38.5%となる。
次に最低値を考えると総数330人のうち
167人(時々避妊)+127人(必ず避妊)=294人は、
総数の330人から「全く避妊をしない人」を差し引いた数となる。
これに対してコンドーム使用者263人だから、294人ー263人=31人。
この31人は「時々避妊をする人」+「毎回避妊を行う人」のなかで
「全くコンドームを使わない人の数」と言える。
つまり127人の中から31人を引いた数、96人の中には

1.必ずコンドームで避妊している人
2.必ず避妊するが、コンドームを使うのは時々(時々生ヤリ外出しする等)
3.必ず避妊するがコンドームとその他を同時併用

このそれぞれが存在するしており、
この場合抽出したい件数とはのは1と3、或いは1のみなので、
最低値は96人から、からさらに2の値を引いた数となる。
2の値を正確に割り出すには情報が不足しているが、
87人(基礎体温)+53人(オギノ式)+70人(外出し)-31人(コンドーム不使用者)
これらを合計した179人がすべて2のパターンだったと想定すると、
263人中の179人となり、約68%が2のパターンになりうる。
この割合が96人の内訳にも最低値として当てはまるとすると、
最低の場合は96人の中の68%程度が2のパターンで、
毎回コンドームを使うのは残り96人中30人前後と考えられる。

つまり330人中30人がおおよその最低値であり、
毎回のセックスでコンドームを必ず使う人の最低値は
330人中の9%程度と推測される。
どんぶり勘定ではあるが、38.5%と9%間の24%を推定値と見なす。
(ピル、IUD、ペッサリー等の使用率が低いものは無視)
つまり330人中で必ずコンドーム以上の避妊避妊法を
使用する人間の推定値は24%前後である。




これらの資料は母数が小さく、確証は低いのですが、
上2つについては公的機関が報告している内容なので
ある程度の信用度はあると判断しました。
中絶者のうち、
日本産科婦人科学会:必ず避妊している人は9.8%前後
全日本民医連:必ず避妊している人は12%前後
ABC-About:必ず避妊している人は24%前後

こういった結果が出たわけです。
ここで面白いのは前2つが近い数値を示したのに対し、
ABC-Aboutの統計は約2倍近く高い値を示した事
です。
この原因は以下の2点のどちらか、
或いは両方が関係していると思います。

1.日本産科婦人科学会&全日本民医連のアンケートが10代という若年層に絞った為。
  (対するABC-Aboutは10代から40代まで)
2.日本産科婦人科学会&全日本民医連のアンケートが中絶経験者に絞っている為
  (対するABC-Aboutは中絶経験者(19%)と未経験者(81%)の混合)


ここで厚生労働省の人工中絶数年齢別票を見るとわかるとおり
10代の中絶は15歳~19歳が合計4万件程度であるのに対し、
20歳~39歳までは5歳刻みで統計すると各5万~8万の
中絶数を示しているので、特別に10代の中絶数が
多いという訳ではないことが分ります。


つまり年代云々ではなく、中絶未経験者が
ABC-About統計の避妊率を底上げしているのです。
更に言えば
「中絶経験者は未経験者よりも避妊に対する意識が緩い」
とも言えます。
日本産科婦人科学会&全日本民医連の報告とABC-Aboutの
統計結果が大きく開いたのはこのためだと思います。

余談ですが、中絶経験者が5人に1人という割合は、
厚生労働省が出した16歳から49歳までの女性のうち
6人に1人が生涯のうち1度以上中絶を経験するという
発表から考えると「結構近い値」と言えるでしょう


つまり中絶する人のうち、キッチリと避妊をしたにも係わらず
妊娠した人は10%前後、中絶未経験者も含めた全体では
キッチリ避妊する人は24%前後こういった推論が立ちます。
更に言えば中絶経験者の90%前後は
「安易な性行為の果ての中絶」であり、
中絶未経験者を含めたトータルで見ると76%前後が
「避妊はいい加減」であると言えます。

もちろんこれらの統計は母数が少ないという
問題点がありますから、所詮は机上論の域を出ません。
ですが、3例とも「確実に避妊している人は少数派」という
結果が一致していることは単なる偶然なのでしょうか?
なお、更に有効な資料をご存知の方は此方に御一報頂ければ幸いです。
(公的機関で3000件を超える統計ならかなり確証は上がるのですが・・)



※追記1※
色々と調べて分ったのですが、コンドームは
低容量ピルなどと比べると確実性の低い
微妙な避妊法だというのが良く分りました。
(オギノ式、基礎体温法、マイルーラ、外出しは論外)
もちろん現在の日本で手軽に出来る有効な避妊法が
コンドームぐらいしか無いと言うのも問題ではあります。
しかし逆に言えば、ピルを買う金や労力が惜しいと感じる程度の奴は
(産む気がないなら)セックスする資格は無いと言えるでしょう。
仮に妊娠したとしても喜んで産もうと言える相手、状況以外での
セックスをする場合は「コンドームではヌルイ」という事ですね。
つまりピルとコンドームの併用です。
子供を生み育てる気が無いならこれを実行して初めて
「責任ある大人のセックス」と言えるのではないでしょうか?


※追記2※
避妊と中絶の関係で197さんから以下の情報を頂きました。

日本家族計画協会
「若者達の性があぶない」(サンプル数1615例)
http://www.tochigi.med.or.jp/info/002/20020923001.pdf
10代中絶者の避妊状況については、
必ず避妊:14.6% 時々避妊:68.7% 避妊した事が無い:12.3%
(残り4.4%は非有効回答)

やはり、必ず避妊している中絶者はかなり低いようですね。


※追記3※
厚生労働省が04年末、全国3000人の男女に実施した調査では、
過去1年に性交渉をして毎回避妊したのは、16~19歳男子で
54.5%、女子は31.3%にとどまった。
http://www.asahi.com/edu/news/TKY200607100091.html
(2006年07月10日アサヒ.コムニュースより)
スポンサーサイト



>ABC-About:必ず避妊している人は24%前後
 
 ABC-Aboutについては、「必ず避妊をする人は全体の約38.5%」 です。
 (第5段落6行目に記載してあります)


>もちろんこれらの統計は母数が少ないという問題点がありますから
 
 http://www.tochigi.med.or.jp/info/002/20020923001.pdf
 10代中絶者の避妊状況については、上記データが
 サンプル数多く(1615例)より信頼できるといえます。

 上記データによると、10代中絶者は
 必ず避妊:14.6% 時々避妊:68.7%です

 
>更に言えば中絶経験者の90%前後は
>「安易な性行為の果ての中絶」であり、
>中絶未経験者を含めたトータルで見ると76%前後が
>「避妊はいい加減」であると言えます。

 下記表現でも正しい事になります。

 更に言えば10代中絶経験者の10%前後は
 毎回避妊をしないため妊娠・中絶したのであり
 中絶未経験者を含めたトータルで見ると、10.9%が
 毎回避妊をしていない、と言えます。
【2005/10/06 21:45】 URL | 197 #psYUimyE[ 編集]
sexしたことないw
【2006/04/30 13:51】 URL | w #-[ 編集]
>ABC-Aboutについては、「必ず避妊をする人は全体の約38.5%」 です

いえいえ、この38.5%には外出しなどの
避妊とは呼べない避妊を含めた上での38.5%なので、
この24%というのはコンドームなどの高確率の
避妊法を毎回必ず使用している人を計算式で
推定的に出しているに過ぎません。

つまりこのblogのスタンスでは
コンドーム以上の避妊率を誇る避妊法以外は避妊と
認めないとしての数値を出しています。
【2008/10/08 00:22】 URL | ぷ #o25/X8aE[ 編集]














管理者にだけ表示を許可する



この10年、出生数に対する人工妊娠中絶の割合は、28~29%を推移している(*1)では、避妊をしないで妊娠し、さらに中絶をした女性の割合はどの程度であろうか。中絶を余儀なくされた女性が、採用していた避妊方法について木村らが調査した結果は以下のようになっ 論理思考【2005/10/06 21:42】

| HOME |

Design by mi104c.
Copyright © 2017 喪男道, All rights reserved.
まとめ






上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。