2.気まぐれ(個人的感情)による約束反故は(彼女らにとって)正当な理由。
女性は感情を大切にするという前提から考えると・・・
これは女性からすると
「気分が乗らない」や
「もっと楽しそうな事があった」などの感情的な
理由による約束のキャンセルは、男性にとっての
「外せない仕事が急に入ってしまった」などと
同等の重みがあるのです、
少なくとも彼女達にとっては・・・浮気する女性の
「だって好きになったら仕方ないじゃない」というのは、まさにその通りで
(彼女達にとっては)仕方ない事なのです。感情を大切にする=欲望を抑えられないと言う事なので。
「運動オンチなんだから運動できないのは仕方ない」彼女達にとっては優秀な雄の精子を注入して欲しい
という本能を抑えられないのはこれと同等なのです(死ね・・・)
ですから、女性同士の間では
「気分が乗らなかった」などの約束反故は大した罪ではありません。
なぜなら自分も同じ感情を理解しているからです。
ただし、自分の感情が一番大切なので
「自分を不愉快にした」と言う意味で
不機嫌にはなるでしょうが、共感や理解はできるらしいです。
しかし、ここで腑に落ちない点があります。
男性と女性のデートの約束などで男性がこれを
反故にすると女性は
烈火のごとく怒ります。怒りを面に出さない女性でも、
内心は尋常では無い場合が殆どです。
本書ではこれを
「男性は感情よりも理性で動くと言う事を知っているから」という理由を第一に挙げていますが、私はこれよりも寧ろ、
女性は男性を意識無意識問わず
「自身の庇護者候補」として
見なしているからと考えます。
つまり女性はある程度好意を持っている男性には
意識せずとも恋人や夫(庇護者)候補として
評点チェックしているのです。対して、女友達はあくまで共同生活を考慮しない
「切れたら切れたでそれまでの関係」と無意識的に捉えているらしく、あまり大切にしない代わりに
大切にされたいとも思っていないようです。
自分と同じ程度の戦闘能力しかない同性(女性)には
緊急時の庇護者の価値もありませんし、交尾というエサが
効かないので庇護を確約してもらう事もできませんしね。
しかしながら、女性は周りの女性の目を異様に気にして、
馴れ合いをはばからないのは
「弱い自分が群れの中で虐められない為」であり、
もしも強力な(魅力的な)雄を庇護者として持っている状況なら、
手のひらを返したように尊大な態度になったりします。
強力な庇護者が1人いれば、極端に言えば世界を敵に回しても
知ったこっちゃないと思えてしまう傾向が女性にはあるようです。
だから男の取り合いでは女性は友人にも容赦がありません。
庇護者さえ手に入ればか弱い己を守る為の
仮初の友情なんて用済みですからね。逆に、男性がそういう状況で約束を破るということは
「庇護者としていざという時に信頼できない」ということになります。
妻や子の為に命懸けでエサを取り、妻や子の為に命懸けで外敵と戦う。
そういった自己犠牲的な好意で尽くしてくれる
相手が夫として価値があるのです。
ここで疑問なのは
ホストやジゴロのような
庇護者として価値が無い男性がモテたりする点です。
この場合は相手を
庇護者(夫)ではなく、
交尾相手
(優秀な精子をくれる人)という価値基準で見ているため、
自己犠牲的な好意をあまり求めていないと思われます。
信頼できる庇護者と優秀な精子提供者の両面を併せ持った男性が
捕まえられない場合は、複数の異なった性質の男性をキープし、
それらに分業的(扶養と子作り)に働いてもらおうとするのも
女性の特徴の一つでしょう。
(
「雌の本能」、
「女にモテるDQN、嫌われるDQN」を参照)
※追記※女性同士の友情を馬鹿にするわけでは無いですが、相対的に見ると
男性のそれより軽いような気がしてなりません。
[女性の友情]
A子「ごめん、素敵な洋服があるんだけどお金足りなくて、1万円貸して♪」
B子「うん、いいよ♪」
A子「子供が大手術が必要で100万円足りないの!!お願い、力を貸して!!」
B子「ごめん、無理♪」
[男性の友情]
A男「ごめん、欲しいゲームがあるんだけど金足りなくて1万円貸してくれ」
B男「死ね、カスw」
A男「子供が大手術が必要で100万円足りないんだ!!頼む、力を貸して!!」
B男「何ッ本当か!?詳しい話を聞かせてくれ、できる限り力を貸す!!」
こういうイメージがあるんですよね・・・・
馴れ合いと友情は違います。