それでは、それぞれのモテタイ男のタイプに従って考察してみます。
もちろん単一のタイプに当てはまらず、複数の属性を掛け持ちしている
モテタイ男も大勢居ると思いますが。
1.現代の恋愛事情の腐敗について知識不足
恋愛放棄についての項で考察した、恋愛放棄派が恋愛を捨てた最大の理由、
「性モラルの低下」について知識が無い人達です。
つまり未だに「清純で優しい女性が極普通に存在している」という幻想を
恥ずかしげも無く信じている、ある意味では純粋な人達です。
生まれながら恋愛を放棄している人など居ません
現代の恋愛事情を知らなければ脳内で恋愛を美化しがちです。
インターネットなどの「負の情報」が多く手に入るメディアに疎い
中年以降の男性などに多いタイプと推測されます。
2.根拠の無い自信がある
現代の恋愛事情を知った上で「俺なら清純な女を見つけられる!!」
という根拠の無い自信に溢れた人達です。
ドラマや漫画でも同じような人物をしばしば見かけます。
例えば大勢の人を確実に救助する為、一部を見殺しにせねばならないような状況で、
「誰も見捨てない!!やってみせる!!」と叫んで1人で突っ走るタイプです。
優れた能力と人望が合わされば奇跡が起きる事もありますが、
奇跡は滅多に起こらないから奇跡なのです。
ましてや凡人以下の存在にとっては無謀と言わざるを得ません。
ですが「度胸がある」とも言えるので恋人や結婚相手が見つかる確率は
他のモテナイ男よりも高いでしょう。
でもそれが、淫売ではない、中絶経験者ではない、清純で真面目な女性
という保障はどこにもありません。
運が悪ければ「1人の方がまだ良かった」と思えるような地雷を
引き当てる事もあるでしょう。
そのリスクに対する想定が全く出来ない人達なのです。
まさに「運頼み」ですね。
3.孤独に対して異様に耐性が低い
世間の姓モラルが低いのは知っている、清純な女性を掴む力も自信もない。
でも孤独が辛くてどうしようもない、苦しい・・・
こういう人たちです。
孤独に対する耐性は人それぞれで改善は難しいでしょう。
恐らくは、一生この葛藤で苦しまねばならないと思います。
モテタイ男の中でも最も苦しいタイプかも知れません。
南無・・・
4.純愛よりも性欲を満たす事に興味がある
「ヤリマンでもいいから、ハメテー!!」
そういう獣達です。
こういうタイプの性欲を満たすに相応しい女性や環境はいくらでもあるので、
それでもモテナイということは「よほど知恵がまわらない」か
「よほど大きな欠点を抱えている」のでしょう。
例えば、モテナイ男分析で出した原因項目でほぼ全てに足切りが入るとか・・・
(モテナイというよりもダメ人間に近い)
ですが、むしろそういうダメ人間タイプよりも、一番多いのは「若年男性」でしょう。
つまりまだ若年故に知識や人脈が拙くて、セックスにありつけないだけです。
高校生、大学生となれば色々と知恵もまわり環境も整うので、
イケメンヤリチン程ではなくとも「獣のSEX」を味わうことは可能でしょう。
はっきり言ってモテナイ男としては極めて異端な存在です。
個人的に大嫌いな存在です。
5.家系を絶やすわけにはいかない
これも3と同じくかなり可愛そうな人達です。
恋愛の意味の無さを、自分のブサイクっぷりが分っていても、
何とかして子孫を残して家を守らねばならない・・・
農村や漁村などの嫁不足で悩む人達ですね。
こういう環境のひとは1の知識不足にもなりがちなので、
屈託無く嫁探しに必死になれるのでしょう。
そのぶん「より地雷を踏み易い」危険な立場でもあります。
※以下はかなり私的な話なので、流し読みでお願いします※
余談ですが、私の兄もこれに近い立場です。
先祖が徳川縁故の武将だったらしく、
兄はその血と姓を絶やすわけにはいきません。
一度結婚したのですが、嫁が兄に飽きたといって家を飛び出し、
子供をつれて他の男とスピード再婚しました。
(事実上の浮気離婚だったのでしょう)
兄は「女を信用できない」と泣き叫んでいましたが、
家督を守る為に、再婚を仕方なく考えています。
相手がどうにも「負け犬」臭いので一抹の不安がありますが・・・
ちなみに兄は私と全てが対極の高学歴イケメン大手銀行マンで、
30代前半にして年収1000万超のいわゆる「勝ち組」ですが、
そんな男でも「女選び」で失敗するとこんな地獄が待ち受けてしまうのですね。
人格的にも優しく、母から微妙に虐待されてた私を庇ってくれた完璧超人なのに。
ちなみに兄は嫁に唆されて5000万以上の家を建てたり、
離婚時に色々と絞られて、数千万あった貯金がオケラにされてしまいました。
年収から考えてまたすぐに貯金は溜まると思いますが、
今度の結婚で失敗したらトータルで1億ぐらいの損失になるやも知れません。
あああああああ・・・兄ちゃん
兄ちゃんカワイソウだよ、グギギギギギ