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結論として、モテナイ男への社会的イメージ回復については、

どう足掻こうが

ブサイクへのイメージは永遠に改善されない
という結論です。
トホホ・・・

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モテナイ男への社会的イメージを回復させるにはどうすればよいでしょうか?

一番早いのはモテナイ男たちの手でフェミニスト団体のような集団を立て、
マスコミや広告メディアの報道に圧力をかければ良いのです。
しかし、「モテナイ男の住み良い社会」でのモテナイ差別撤廃考察の通り、
日本人男性はそういうフェミニスト団体のような行動をとることに
非常に抵抗感をもっているので不可能に近いでしょう。

別案として、モテナイ男というカテゴリで恋愛関連以外で大量消費を行い、
市場ターゲットとして広告メディアに認知してもらい擁護させる
という方法も考えられますが、モテナイ男の消費と考えると大抵は
「趣味」となるので、一定の指向性がありません。
つまり企業側からすると、ターゲットとして
「モテナイ男」というジャンルは旨みがないのです。
ですからモテナイ男が擁護される可能性は極めて低いでしょう。

話は少し変わりますが、モテナイ男と同一視されている存在
「オタク」は救われるかも知れません。
経済アナリストである森永卓郎氏
「オタク(萌え)市場は数兆円規模を超える」と試算を出しています。
実際に野村総研が以前に「オタク市場は2900億円規模」と出していますが、
これはかなり厳しく(オタクの中でも極めてコア層に絞った)試算だそうで、
もっと広範囲に考えるなら数兆円に達するとの事でした。

実際に恋愛資本主義の総本山?とも言える電通
パイオニアLDC(アニメ関連のメディア企業)を買取り
ジェネオンというアニメメディア企業を立てて参入しています。


つまり、企業側から見て「オタクは無視できない市場ターゲット」
として認知されつつあるようです。
勿論、恋愛資本市場と比べると流石にまだまだ及ばないですが、
「だからといって冷遇も出来なくなってきた」といったところでしょうか。
電車男もある意味では恋愛資本側のオタクへの擦寄りのつもりかも知れません。

ただ、以前にも書いたように
モテナイ事とオタクとは別次元の話なので、

モテナイ男やオタクの中でもブサイクオタクは
大して立場は変わらないでしょう。

美形オタクにとっては、さらにモテるようになるビッグチャンスの予感でしょうが・・・

ただ、我々も犯罪者予備軍のレッテルについては
多少マシになることは期待できるでしょう。


マスコミと並んでモテナイ男に対して(結果的に)社会的な逆風を
浴びせている業界がもう一つ存在すると推察します。
これは電波男でも語られている、広告メディア業界(電通、博報堂)です。

「恋愛放棄について」の項で語った恋愛資本主義で収入を上げている企業です。
恋愛資本主義は美容、高価な衣服、豪華な食事、車、デート観光地などを、
恋愛に付随させて、恋愛による大量消費を煽って利益を得ようとする主義です。

食事や車など、単体では必ずしも恋愛が絡んで利益をあげている訳ではないのですが、
広告メディアなど、包括的に消費を煽って利益を上げる側からみると、
恋愛とこれらの結びつきは強いと捉えるでしょう。
実際に電車の中刷りや繁華街の看板やポスターを見ると
直接的歪曲的問わず、恋愛資本主義を賛美しているような広告が非常に多いです。
つまり、
恋愛に熱心な人が増えれば増えるほど、
広告メディア業界は潤うのです。


電波男ではこの部分を指摘して
「奴らがモテナイ男への負のイメージを流布してる!!」
と糾弾しています。

私的にはモテナイ男を排除と言うよりも、単純に恋愛信者を増やそうとしたら、
結果としてモテナイ男には肩身の狭い恋愛至上社会が出来てしまっただけと思いますが、
電波男の主張も企業戦略を考えると有り得なくはないです。
恐ろしい、恐ろしい事です。


結論として利益を上げるため恋愛賛美を過剰に広告した結果、
大衆に刷り込みが起こって、恋愛至上主義が社会に蔓延してしまった。
当然、モテナイ男はその社会では「異教徒」です。
敵意まで至らなくとも奇異の目では見られるのは確実でしょう。

さらに「モテナイ差別について」の項で述べた、
恋愛社会下層者(モテとモテナイの狭間の人)が
恋愛社会上層者(イケメン、美女)から搾取されたストレスを

この「異教徒」たちにぶつけるのです。
これがさらにマスコミへのイメージ操作に繋がり、負の共鳴反応を起こすのでしょう。


モテナイ男=オタク=ロリコン犯罪者 このイメージを促進しているのは
明らかにニュースや週刊誌などのマスコミでしょう。

特にオタク=ロリコン犯罪者という方向性を決定付けたのは
宮崎勤事件であると思われます。
これはマンガアニメ趣味(オタク)の宮崎被告が幼女2人を殺害し、
遺体を遺族に送りつけたという特異な犯罪です。
当時は毎日のように事件の特集が組まれ、彼の異常性に日本国民は震撼しました。
その後も同様の事件が数年に1,2回程度のペースで大々的に報道されてます。
新潟での少女監禁事件、最近では小林皇子の監禁事件もそうです。

こう書くと「オタクは凶悪犯罪を起こす犯罪者予備軍」という事を
正当化しているように思えます。

ですが皆さんはご存知でしょうか?
日本では年間1400件以上の殺人事件が発生していることを。

平成16年の警察庁犯罪統計白書によりますと、
殺人事件は1419件発生して、うち検挙数は1342件検挙人数は1391人となっています。
その理由は憤怒(ブチキレ)が509件怨恨が230件痴情のもつれが55件
この3種がTOP3となって全体の64%を占めています。
このうち捜査本部設置事件が145件(犯行を隠蔽逃走した事件=計画的殺人)発生していて、
118件(81%)が検挙されていますが、
その動機の内訳は金銭トラブルが52件怨恨が13件ケンカが10件となっています。

つまり、殺人という凶悪犯罪を犯しやすい人間というのは、
すぐにブチキレて、痴情のもつれ(浮気)などを頻繁に起こし、
借金癖(浪費癖)が悪い人物

と言う事になります。
痴情のもつれという時点でモテナイ男とは無縁ですし、
すぐにキレると言う点でも気が弱いモテナイ男とは無縁です。
一般的なオタクのイメージとも程遠いでしょう。

要するに
ヤンキーやチンピラじみた人間が
殺人事件の大半を担っているのです。


対して宮崎勤事件のようなオタク的要素が強い特異な殺人事件は多くても
1年に1件、大体は数年に1件です
実際にはその数百倍以上の殺人事件が
ヤンキーやチンピラじみた人種によって起こされている訳です。


さらに突き詰めていきましょう。
同じく警察庁犯罪統計白書によりますと、
平成15年度に起きた強姦事件は総数2472件で、
幼児強姦事件(中学生未満の男女)件数は53件です。
強姦事件のなかで幼児を狙った強姦(ロリコンの強姦)は2%程度ということです。
残り98%の犯罪はロリコンではない男のレイプと言えるでしょう。
(中学生がロリかどうか微妙ですが、どちらにしろ高校生以上へが圧倒的)
さらに言えば昭和30年~昭和40年は幼児強姦がピークで
年間400~450件以上発生しているので、
「ロリコンレイプは激減している」と言えるのです。
ただ、レイプ犯罪自体が減少傾向(ピーク時には年間5000近く)なので、
その影響もあるのでしょうが。


さらにこれは女性への嫌味になりますが、
また警察庁犯罪統計白書より、5歳以下の幼児殺害
平成14年度で64件発生しています。
そしてその犯人の90%以上は母親であるとの事でした。
(5歳以下とかなり限定しているので児童を含めるとさらに増えそう)
つまりは、
我が子がロリコン犯罪者にレイプされる危険よりも
実の母親に虐待殺害される危険のほうが確率的に高い

という悲しい現実があるのです。
勿論この幼児殺害も最盛期は350件以上発生してるので、
マシになったとは言えますが。


要するにマスコミは
ヤンキーやチンピラが起こすような短絡的な殺人事件じゃ
大衆の興味を集められないので、極一部のオタクが起こした
特異な犯罪を大々的にアピールして、それにより
部数や視聴率を稼いでるに過ぎないのです。


金儲けに徹したら、
図らずもオタク蔑視、モテナイ男蔑視の風潮を作ってしまった
というところでしょう。



結論として、
モテナイ男やオタクがロリコン犯罪者予備軍、凶悪犯罪者予備軍である
というイメージはまったく根拠のないレッテル張りであると
私は自信を持って主張します。


モテナイ男に対する社会的イメージを考察してみます。
巷で評判の電車男に代表されるように、あまり宜しくないイメージのようです。
電車男含めたモテナイ男に関した書籍、そのワイドショーなどの内容を見る限り、
モテナイ男に対するイメージはこんな感じでしょうか?

1.暗い
2.キモチワルイ
3.ブサイク
4.オタク(アニメ、漫画)
5.ロリコン犯罪者予備軍(このイメージは恐らくオタク蔑視から連なる)

こんな感じの負のイメージを持つ方が殆どではないかと感じます。
モテナイ男分析で出した、モテナイ男の欠点

1.容姿が醜い
2.度胸が無い(気が弱い)
3.ウソが下手(世渡り下手、不器用)

から考えますと、暗い=度胸がない、キモチワルイ&ブサイク=容姿が醜い
ということで、1、2、3に関してはまあ当たっているとも言えるでしょう。
ただ、キモチワルイがかなり抽象的な表現で掴み所がありませんが、
善悪は兎も角として、暗い人や醜い人を気持ち悪いと思うのでしょう。
(醜く暗い善人も居るし、美しく明るい悪人も居るし、その逆も存在するのですがね)

ですが、4と5に関しては全く根拠がありません
4に関してはオタクとモテナイ男というのは実は「別次元」の問題です。
仮にキムタクがオタクだったとして、周囲の女性はキモイと思うでしょうか?
恐らく殆ど気にしないでしょう。
同じくオタクで有名な美形タレント、京本政樹さんやガクトさんは普通にモテてます。
それに男のオタクと対になる形で女性のオタクも多いので、
容姿さえ良ければオタクでも普通にモテます。
モテナイ男とは基本的に関係ありません。

オタクに対する負のレッテル(キモイ、ロリコンなど)は、オタク云々よりも
容姿が醜いデブブサイク、ガリブサイクに対してと考えて良いでしょう。
私の会社の同僚でスポーツマンでオタク趣味が全くないけれど、
地味でブサイクな為に女性社員に
「○○さんってアニメとか好きでしょ」などと
半ば嘲笑されている人が居ますが、まさにこれは上記のイメージの典型なのでしょう。

要するに
オタクという括りで、ブサイクな存在を
一緒くたに纏め上げて蔑視しているだけです。


ではなぜブサイク=オタク=モテナイ男=ロリコン性犯罪者というような
イメージがこれほど根強くあるのでしょうか?さらに考察してみます。


恋愛放棄を推奨している私がこんな事を提言するのは無意味に等しいですが、
途中でサジを投げるのも問題なので、一応はモテタイ男が恋愛をする方法も考察します。

1.現代の恋愛事情の腐敗について知識不足。
2.根拠の無い自信がある。
3.孤独に対して異様に耐性が低い。
5.家系を絶やすわけにはいかない。
⇒もう、天に運を任せて数打てば当たるで人生を賭けて博打して下さい。
地雷を踏んだら諦めて首でも括りましょう。

4.純愛よりも性欲を満たす事に興味がある。
ソープへ行け!!
或いは出会い系サイトで飢えた人妻や中年女性を狙え!!


まったく不毛且つ救いのない助言ですが、これしか言えません。
もう根性で頑張って下さいとしか言いようがないのが本音です・・・


それでは、それぞれのモテタイ男のタイプに従って考察してみます。
もちろん単一のタイプに当てはまらず、複数の属性を掛け持ちしている
モテタイ男も大勢居ると思いますが。

1.現代の恋愛事情の腐敗について知識不足
恋愛放棄についての項で考察した、恋愛放棄派が恋愛を捨てた最大の理由、
「性モラルの低下」について知識が無い人達です。
つまり未だに「清純で優しい女性が極普通に存在している」という幻想を
恥ずかしげも無く信じている、ある意味では純粋な人達です。
生まれながら恋愛を放棄している人など居ません
現代の恋愛事情を知らなければ脳内で恋愛を美化しがちです。
インターネットなどの「負の情報」が多く手に入るメディアに疎い
中年以降の男性などに多いタイプと推測されます。


2.根拠の無い自信がある
現代の恋愛事情を知った上で「俺なら清純な女を見つけられる!!」
という根拠の無い自信に溢れた人達です。
ドラマや漫画でも同じような人物をしばしば見かけます。
例えば大勢の人を確実に救助する為、一部を見殺しにせねばならないような状況で、
「誰も見捨てない!!やってみせる!!」と叫んで1人で突っ走るタイプです。
優れた能力と人望が合わされば奇跡が起きる事もありますが、
奇跡は滅多に起こらないから奇跡なのです。
ましてや凡人以下の存在にとっては無謀と言わざるを得ません。
ですが「度胸がある」とも言えるので恋人や結婚相手が見つかる確率は
他のモテナイ男よりも高いでしょう。
でもそれが、淫売ではない、中絶経験者ではない、清純で真面目な女性
という保障はどこにもありません。
運が悪ければ「1人の方がまだ良かった」と思えるような地雷
引き当てる事もあるでしょう。
そのリスクに対する想定が全く出来ない人達なのです。
まさに「運頼み」ですね。


3.孤独に対して異様に耐性が低い
世間の姓モラルが低いのは知っている、清純な女性を掴む力も自信もない。
でも孤独が辛くてどうしようもない、苦しい・・・
こういう人たちです。
孤独に対する耐性は人それぞれで改善は難しいでしょう。
恐らくは、一生この葛藤で苦しまねばならないと思います。
モテタイ男の中でも最も苦しいタイプかも知れません。
南無・・・


4.純愛よりも性欲を満たす事に興味がある
「ヤリマンでもいいから、ハメテー!!」
そういう獣達です。
こういうタイプの性欲を満たすに相応しい女性や環境はいくらでもあるので、
それでもモテナイということは「よほど知恵がまわらない」
「よほど大きな欠点を抱えている」のでしょう。
例えば、モテナイ男分析で出した原因項目でほぼ全てに足切りが入るとか・・・
(モテナイというよりもダメ人間に近い)
ですが、むしろそういうダメ人間タイプよりも、一番多いのは「若年男性」でしょう。
つまりまだ若年故に知識や人脈が拙くて、セックスにありつけないだけです。
高校生、大学生となれば色々と知恵もまわり環境も整うので、
イケメンヤリチン程ではなくとも「獣のSEX」を味わうことは可能でしょう。
はっきり言ってモテナイ男としては極めて異端な存在です。
個人的に大嫌いな存在です。


5.家系を絶やすわけにはいかない
これも3と同じくかなり可愛そうな人達です。
恋愛の意味の無さを、自分のブサイクっぷりが分っていても、
何とかして子孫を残して家を守らねばならない・・・
農村や漁村などの嫁不足で悩む人達ですね。
こういう環境のひとは1の知識不足にもなりがちなので、
屈託無く嫁探しに必死になれるのでしょう。
そのぶん「より地雷を踏み易い」危険な立場でもあります。

※以下はかなり私的な話なので、流し読みでお願いします※

余談ですが、私の兄もこれに近い立場です。
先祖が徳川縁故の武将だったらしく、
兄はその血と姓を絶やすわけにはいきません。
一度結婚したのですが、嫁が兄に飽きたといって家を飛び出し、
子供をつれて他の男とスピード再婚しました。
(事実上の浮気離婚だったのでしょう)
兄は「女を信用できない」と泣き叫んでいましたが、
家督を守る為に、再婚を仕方なく考えています。
相手がどうにも「負け犬」臭いので一抹の不安がありますが・・・

ちなみに兄は私と全てが対極の高学歴イケメン大手銀行マンで、
30代前半にして年収1000万超のいわゆる「勝ち組」ですが、
そんな男でも「女選び」で失敗するとこんな地獄が待ち受けてしまうのですね。
人格的にも優しく、母から微妙に虐待されてた私を庇ってくれた完璧超人なのに。

ちなみに兄は嫁に唆されて5000万以上の家を建てたり、
離婚時に色々と絞られて、数千万あった貯金がオケラにされてしまいました。
年収から考えてまたすぐに貯金は溜まると思いますが、
今度の結婚で失敗したらトータルで1億ぐらいの損失になるやも知れません。
あああああああ・・・兄ちゃん
兄ちゃんカワイソウだよ、グギギギギギ


モテタイけどモテナイ。
モテナイという意味では恋愛放棄派もモテタイ派も同じです。

・容姿が醜い
・度胸が無い
・ウソが下手(世渡り下手、不器用)

この3点においては基本的に同じであると言えるでしょう。
つまり能力自体はほぼ同等なので、「恋愛に対する欲求が強いか弱いか」
だけの差ではないかと思われます。
ではなぜ恋愛に対する欲求が強いのか原因を列挙してみます。

1.現代の恋愛事情の腐敗について知識不足。
2.根拠の無い自信がある。
3.孤独に対して異様に耐性が低い。
4.純愛よりも性欲を満たす事に興味がある。
5.家系を絶やすわけにはいかない。


こんなところでしょうか?
次はそれぞれの項目についてより深く考えてみます。


今まではモテナイ男を考察してきましたが、
そのモテナイ男の中でもモテタイと足掻いている人間
私のような恋愛放棄に傾倒する人間が存在します。

この2者の違いとは何なのでしょう?
恋愛放棄派については今まで散々考察してきたので、
ちょっとモテタイ派について考察してみようと思います。


※また偏見妄想と愚痴になります、ご容赦下さい※

モテナイ男といわゆるヤリチン男性or女性とでは
性格の良し悪しの基準が全く異なるように感じます。

モテナイ男の考える悪い性格
・自己中心的
・他虐的
・慇懃無礼
・本能的
・騒がしい、派手


ヤリチン男性や女性の考える悪い性格
・よそよそしい(遠慮深い)
・自虐的
・引っ込み思案(大人しい)
・理性的、教条的
・懐疑的(捻くれてる)
・暗い、地味


平たく言うとモテナイ男は
「いじめっ子」や「ヤンキー」のような人物を指して
性格が悪いと思うのでしょう。

対してヤリチン男性や女性は対照的に
「いじめられっ子」や「ガリ勉」のような性格を指して悪いと言ってると感じます。
人は自分と真逆の性格を「悪い性格」と感じ易いのでしょう。

モテナイ男に対し「性格が悪い」という女性は多くいます。
つまり彼女たちはこういう基準で性格を判断していると思われます。
私としては他人に物理的被害を与える分、いじめっ子的気質の方が
より悪質であると思います。
女性から性格が悪いと言われても真に受ける必要は少ないでしょう。
どうしても気になる場合は「具体的にどこが悪いのか」聞いてみましょう。
おそらく他愛もない理由であると思います。


※また愚痴です、申し訳ありません※

モテナイ男と一般男性(普通に恋愛できている男性)の討論では
よく食い違いが起こります。

モテナイ男「女性は怖い、俺をいじめる、冷たい」
一般男「女性は優しい、親切だ、温かい」

何故このような食い違いが起こるのでしょうか?
結論としては「どちらも正しい」だと思います。
モテナイ男を虐めるのも女性の一面であり、
一般男性に朗らかな笑顔を見せるのもまた女性の一面であると言う事です。

つまり「異性の魅力によって天使の面と悪魔の面を使い分けている」のです。

だから、女性の優しい面ばかりを見てきた男性というのは果報者です。
貴方がそれだけ雄として魅力的だったという事でしょう。
或いは真実が見えない程の能天気か・・・
逆に女性に酷い侮蔑を受けてきたという男性は残念ながら
それだけ雄として無価値という事です。

勿論男性でも醜い女性にやたらと冷たい男性はいます。
ですが、女性のそれのほうが男性よりも多いと感じてしまいます。
恐らくですが、
雌の「より優秀な精子で妊娠したい」という本能と関係してるのでしょう。
「より優秀な精子」が欲しいわけですから
「劣悪な精子」
を何かの間違いで注入されてしまっては
劣悪な子供が生まれてしまいます。
醜い男性に優しくして好意を持たれては、間違いが起こりかねないのです。

おそらくそれが本能的な恐怖(生理的に受け付けない)となって、
醜い男性を冷遇、排除するのでしょう。

対して雄の本能は「より多くの雌を妊娠させる」です。
つまり「質より数」が重要なわけですから、
チャンスさえあれば「ブスにでも種付けしたい」と考えるでしょう。
結果として男性は女性よりは魅力で異性を(表面上は)差別しにくいと推測します。

両方ともかなりネガティブな理由によるものですが・・・
このルサンチマンは異性へと言うよりも、
人間そのものに対して感じるものかも知れません。


※恐縮ですが、以下も単なる愚痴レベルの話です※

モテナイ男やオタク批判のときに良く出てくる常套句があります。

「お前らはAVやエロゲーでも美人を好きになるんだろ?
 だったら俺たちがブサイクを差別して何が悪い!!」
と。

基本的に勘違いしていると思われるのは
「容姿を恋愛相手の判断基準として盛り込む」ことは
モテナイ男も否定してません。
心優しい美男美女がモテモテなら妬むどころか微笑ましく感じます。

例えばAVもアニメ美少女も映像の世界(妄想世界に近い)存在です。
アイドルなどもこれと同じようなものでしょう。
妄想の世界なのにも拘らず、わざわざ醜い(美醜の価値観は人それぞれですが)
異性を選ぶ必要があるのでしょうか?
マゾじゃないんですから・・・

心だけじゃなく容姿も美しいことがベストなのは誰しもが納得することでしょう。
ましてやそれが妄想の世界なら人がとやかくいう筋合いではありません。
問題は現実世界で以下のような判断基準がスタンダードだと言う事です。

美顔+美心>美顔+醜心>>>(超えられない壁)>>>>醜顔+美心=醜顔+醜心

そしてモテナイ男の理想では上記の序列が以下のように変わるべきと考えています。

美顔+美心>醜顔+美心>>>(超えられない壁)>>>>美顔+醜心=醜顔+醜心

美しい容姿を「出来れば」求めてしまう事は人間は仕方無いのです。
しかし、「どんなに美しかろうが、人道的に反する人格ならば恋愛対象外と見なす」
という思想を持つべきではないかという事です。



とまあ、こんな青臭いことを考えていた時期が私にもありました。
現実的に前者の判断序列を覆す事が不可能に近いということが分ったので、
私を含めたモテナイ男の大部分は恋愛放棄へと傾倒しています。
こういう現実と直面して、前者の価値観を受け入れた(流された)人間が
いわゆるヤリチン、ヤリマンという人々なのでしょう。
理不尽な現実を頑なに拒んだ人間と、受け入れた人間・・・
どちらが幸せなのかは私には分りません。
ただ、私にとっては拒む生き方しか無かったし、それを望んで選んだのです。


※以下も偏見の混じった愚痴なので、流し読みして下さい※

どんな異性が好きかとアンケートを取ると必ず出てくるのが
優しい人、真面目な人というコメントです。

ですが疑問に思うのは、皆が優しい人や真面目な人を吟味して
付き合っているのだとしたら、どうして浮気や中絶が
跋扈するのでしょうか?
浮気は恋愛相手を傷つけますし、中絶に至っては子殺しです。
優しさ、真面目さとは無縁の人間が行う事のように思えます。
そこで、こんな邪推を立ててみました。

1.優しい人、真面目な人が好きというコメントは「嘘」である。
2.我々(モテナイ男)の考えてる優しさ、真面目さと「意味が異なる」

1については「優しい人が好き、真面目な人が好き」と言っていれば
周囲からは善人に見えて好感を持たれるのですから、
建前として答えたという事でしょう。
「あたしはバリバリの面食いで、イケメン以外はゴミ以下」
などと公衆の面前で宣言できる猛者は中々居ません。

2については私的に邪推してみると、

優しい=私に優しくして=他人には冷たいくていい=私だけをエコヒイキして
真面目=私に真面目=私だけに真面目ならいい=他人には不真面目でもよい

こんな定義ではないのでしょうか?
例えば女性は女性遍歴が凄まじい男性(プレイボーイ)とも平気で
恋愛できると聞きます。
過去にどれだけの女性を遊び傷つけ捨てた男性でも、
今この瞬間から自分だけを愛してくれると言うならば
過去の業は全て「無かった事」に出来るらしいのです。

おそらくコンクリート殺人犯の神作も「妻には」「愛人には」優しいのでしょう。
だから彼の妻や愛人は過去に
「女子高生を暴行の果てに殺害してコンクリートに詰めた」
ことなど気にしないのです。

今自分にさえ優しければいいのだから・・・

ですから、優しさは優しさでも誰しもに平等に優しい「博愛」
それらの人にとって価値の低い優しさでしょう。
誰しもに優しかったら、自分がその人の優しさを独占できないからです。
「博愛主義者」はエコヒイキすることが苦痛です。
ですから、エコヒイキされるのが大好きな人間は博愛主義者とは
恋人になれないと考えます。

同じように真面目というのも、例えば楽しいデートコースを一生懸命考る、
デートに遅刻しない、デートをキャンセルしない
、ということです。
別に会社をサボらない、絶対に路上にゴミを捨てない、礼儀をキチンと守る、
目上の人を敬う、TPOを弁える、反社会的行動を安易に取らない等の
世間に対しての真面目さはあまり求められて無いのではと考えます。

ですから、ホストやナンパ野郎という(モテナイ男からみると)
真面目とは程遠い男性がモテるのです。
女性を喜ばせる為に一生懸命になる男が真面目な男だからです。
それが金やSEXだけが目当ての虚構だとしても・・・

そして悲しいのはこのズレを理解できないで、
(博愛的な)優しさを磨こう、(社会に対して)真面目な人間になろう
恋愛に於いて逆効果ともいえる努力をしているモテナイ男が居ることです。
彼らは女性の口から発せられた言葉の真意を汲み取れずに、
あさっての方向へ努力し「こんなに自分を磨いたのにモテナイ」
絶望感に打ちひしがれるのでしょう。

人間的な魅力と雄としての魅力とは基本的に「別次元」なのです。

勿論、心の底からモテナイ男の考えるのと同義の優しさや、真面目さを
恋愛相手に求める人も居るでしょう。
そして、そんな人から見ると実に不愉快な邪推でしょうが、
ですが、そんな人が主流ならば
中絶が年間30万件以上も発生するなどあり得ない筈
その事だけは理解して頂ければと思います。


※以下は単なる愚痴なので、ご容赦下さい※

己がモテナイという事・・・実はこれ自体はどうでもいい事です。
自分がモテナイ・・・というよりも現代の恋愛事情に於いて
私は2つの大きなルサンチマンを抱えています。

1つは、「モテナイ差別について」で考察したモテナイ男が差別される事。
2つめは、鬼畜としか形容できない人間が恋愛を飽食しているという事。

私の知人にいわゆるイケメンヤリチンという類の男性がいます。
彼は100人切り(100人以上の女性とSEXを経験した)を武勇伝として
誇っているような人物です。
どう考えても純愛主義とは対極の生き方なので、この時点で軽く不愉快ですが、
それ以上に

複数の女性に対して妊娠させ中絶を繰り返し、
それを屁とも思っていない

という点が極めて不愉快でした。

中絶=子殺しです、それも自らの血を分けた子供をです。
母体が危険に晒されたり、レイプなどの致し方のない中絶もあるでしょう。
しかし、単に「中出しセックスがしたい」という畜生レベルの目的の為に
自分の子供を2桁達するほど殺してるわけです。
さらに衝撃的なのは
その事実を知った上で、彼と付き合いたいと思う女性が大勢居るという事です。

別に自分がモテナイのはどうでもいいですよ。
でもどうして、こんな鬼畜生がモテモテなんでしょうか?
理由は分っています。

・雌は本能的に「優れた精子を求めたがる」
・性格は善悪ではなく相性が大切、悪人は悪人と惹かれあう

(鬼畜男と気が合う鬼畜女もまた等しく存在する)

理由は分っていますが、自分のモラルが認めることを拒否しています。
幼児大量殺害犯の宅間が何度も結婚できてしまう現実。
女子高生を殺害してコンクリに詰めた神作が家庭を持ち愛人までいると言う現実。

「最低限のモラルも持っていない人間は絶世の美人であろうと嫌われるべき」

こんな理想は現実の前では屁理屈に等しいです。
現実は我々に残酷な結論を突きつけます。

お前たちは殺人鬼にも劣るほど雄として無価値だ

私を含めたモテナイ男達はそれでも屁理屈を捨てられないのです。
我々が雄として無価値なのは事実ですが、
ならば余計に人としての誇りだけは捨てられません。


ちょっと発展性のない単発の話をしてみます。
モテナイ男として生きていると様々なルサンチマンを抱えます。
そんなルサンチマンについてつらつらと書いてみます。
愚痴レベルの話題なので深くは考えないで頂ければと思います。


モテナイ男が住み良い社会について考えてみましたが、結論は

たぶん無理(少なくとも我々が生きている間は)
ということです・・・トホホ。

どうにかしたいし、どうにかしなければ未来は暗い。
でもどうにもならないし、どうして良いか分らない。


どちらにせよ法案を通したり、大規模な社会通念改革や法整備が必要となり
モテナイ男がモテナイまま差別から解放される日は遠そうです。



※ここからは完璧な愚痴です、ご容赦下さい※

我々はいいんですよ我々は・・・
我々はもう助かりません、色んな意味で手遅れです。
バブル期の恋愛資本主義全盛時代に生まれ、性モラル破綻が
過激化したBADなタイミングに青春時代を過ごしたのですから。
青春時代に受けた傷は一生付いて回ります。

ですが、未来の男児たちには
我々と同じ苦しみを味あわせたくないのが本音です。
モテナイ男でも堂々と生きられる社会を作ってあげたいのですが、
殆どのモテナイ男は日々の生活費を稼ぐだけで精一杯です。

だからせめて、モテナイ男として生きてゆく知識や覚悟を
このblog上で公開していきたいと思います。
もしかしたら、ここを見ているモテナイ男性にも神の悪戯により、
超絶ハッピーな家庭を得られる人が居るかも知れません。
そして我が子が同じモテナイ男としての苦難に晒された時、
このblogから得たものがあるならば、そのことを伝えてあげて下さい。

モテなくても幸せに生きていける、
モテなくてもこの世に居ていいんだ!!

という事を。

そして、このblogを読んで何かを感じた女性が居たならば、
愛する必要はありませんが、彼らに理性的で対等な対応
して頂ければと思います。
未来へと理性の大切さを伝える為に・・・


光を与えて
やり方は分らないけど
違う場所へ行くために
欲しいものの かたちは何も無いけど
最後の宇宙壊していま 明日へ


私が大好きな曲、 dis-(有坂美香)の一節をふと思い出しました・・・


これは本blogをもうちょっとソフトにしたような内容を公的機関が
大規模に説明して「こういう現状なんで生暖かく対応して下さい」
と大衆に向けてモテナイ男の弁護をしてくれれば・・・という事です。

男性が5%~10%必ず余る・・・なんて事は
自身がモテナイ男でもない限り、調べようとか知ろうとか考えません。

これを実施するにも「集団で政治家に圧力をかける」必要があります。
ただ、モテナイ人権擁護法案なんてものを通して貰うよりは、
まだ楽に実施出来そうな気はします。

エイズ防止キャンペーンと同じで気休め程度の効果とは思いますが。


モテナイ差別を行う人間とは? での考察を元にして考えますと、
モテナイ差別を行うメイン層は恋愛社会上層(イケメン、美女)から
搾取されながらも、なんとか恋愛社会について行こうと足掻いている
恋愛社会下層者となります。

彼らがその見返りの少ない努力で溜まったストレスを最下層である
モテナイ男性にぶつけてストレスを発散してるということです。

そう考えると、彼らの不満を解消させてやれば我々への差別も
緩和されます。
(ストレスぐらい自分で人道的方法で発散させろバカ、とも思いますが)
簡単に考えれば、彼らが今よりも手軽に愛が享受できるようになれば
良いのですが・・・
恋愛は相手が必要なのでこれまた満たすのは難しいです。
ウン百年後でしたら、例えば精巧な恋愛アンドロイドのようなものがあって、
誰しもが恋愛を手軽に享受できるやも知れませんが、現代では不可能です。

そこで私が妄想するのは「多夫多妻制」の適用です。
つまり、(上限はあるとしても)複数の夫、複数の妻を持つ事を
OKとするのです。
そうする事により、
「売れ残ったので仕方なくブ男一歩手前や性悪男と恋愛~結婚した」
「売れ残ったので超絶ブスや性悪女と仕方なく恋愛~結婚した」

という問題が現在より緩和されると思われます。

これは半分偏見も混じった意見ですが、特に女性は
「ブ男と結婚して劣悪精子で妊娠するなら、イケメンの2号3号の方がいい」
という女性は少なくないと思います。
雌の本能「より優秀な雄の精子で妊娠したい」を考えると
不思議ではありません。

「イケメン1人で妻が5人も6人も養えるのか?」
という疑問が出るかもしれませんが、問題ありません。
「全員で共働き」すれば良いだけです。
専業主婦(家事担当)なんて5人も6人も必要ありません。
それぞれ妊娠の時期をずらして、補助しあえば子育てもむしろ
一夫一妻より楽かもしれません。

逆に一妻多夫の場合は妻が自分の子を産んでくれる確率が下がり、
雄の本能「出来るだけ多くの雌に自分の子を産ませる」と反します。
ですが、まぁ何時の時代も「ギャーギャーと煩いのは女(偏見御免)」
なので、女性の不満が解消されれば半分勝ち?みたいなものです。

ただし、当然ながら遺産相続や社会システム面で大規模な法改正が必要となり、
現行法のままでは対応しきれません。
その上、性モラルに関しては欧米(キリスト教圏)の基準を強く受ける日本では
社会的に多夫多妻を認知する事は難しいでしょう。
少なくとも我々が生きている間には実現しないでしょうね・・・

ですが、実際にドイツでの浮気の子供が10人に1人生まれている事件のように、
さらに性モラルの乱れが酷くなり社会問題(実質的な一夫一妻制破綻)になれば、
(半ばなってるようなものですが)何らかの対策は必要になるでしょう。

ちなみにドイツでは「一般人のDNA検査を禁止」して
女性が浮気してもバレない法整備を強いて
臭いものに蓋をしよう

という対応がフェミニスト団体により行われようとしているようです。
勿論男性側から激しいツッコミが入り喧々囂々となっているようですが。
あまり考えたくないですが、同じくフェミニスト団体の圧力が強く、
物事をなぁなぁで済ませようとする日本は同じような「臭いものに蓋」
隠蔽するのではないでしょうか。
恋愛放棄した自分には対岸の火事ですが、これからの未来を担う
幼き男児達を考えると何とも陰鬱な気持ちになります。
逆に女性側からすると喜ばしい未来なのかも知れませんね。



(※注意※)この考察に当たって某掲示板の惨型糊氏の
一夫多妻論を参考とさせて頂きました。


なんとも間抜けな法案名ですが、モテナイ人間を侮蔑する事をセクハラなどと
同等の扱いにできれば・・・という事です。
例えば、モテナイ男性を侮蔑するような行為を裁判で訴えて、
それなりの賠償金がせしめられるような状況になれば、
容易に差別は出来ないでしょう。

現在は公共の場で女性に向けて「行けず後家」、「ブス」、 「貧乳」などと口走れば、
セクハラとされて然るべき処罰を受けます。
それと同列にモテナイ差別を並べたいところです。

ですが、言うは易し・・・実現するには何らかの
「社会的圧力」が必要になります。
余るであろう162万人の男性が決起して「モテナイ男連合」のような
フェミニスト団体に近い存在でも立てて組織票で政治家に
圧力でもかけない限り不可能でしょう。

はっきり言って「現実性は乏しい」です。
日本人男性にはそういったフェミニスト団体のような行為をとるのは
「恥ずべき行為」という思想が根強くあります。
第一そのような行為は女性に対して事実上の「宣戦布告」です。
心の底に少しでも「モテタイ」という欲望が燻っていれば、躊躇するでしょう。


モテナイ差別が存在しない(緩和された)社会はどうすれば
実現するのでしょうか?
当然ですが、モテナイ差別への社会的対応策が必要になります。

※以下からはかなり妄想成分が高くなるのでご容赦下さい※

1.モテナイ人権擁護法案?的な法律を立てる。
2.モテナイ差別を行うメイン層(恋愛社会下層)の不満を解消させる。
3.モテナイ男が必然的に生まれてしまう現状を大衆に理解させる。

こんなところでしょうか?
なんか、自分で書いていながら「非常に非現実的なスメル」
プンプンしますが、(モテナイ男が住みよい社会自体が非現実的なのでしょう)
それでもモテナイ男を無くすよりかは現実的な気もします。

次からそれぞれの項目について詳しく妄想してみます。


ここまでは、モテナイ男が現実社会と折り合いをつけるという
前提で色々と考察をしてみました。

ここで思考を切り替えて「モテナイ男が住み良い社会」
妄想してみます。

1.モテナイ男性が存在しない(緩和された)社会
2.モテナイ差別が存在しない(緩和された)社会


1は例えば昭和初期以前の見合い婚が当たり前だった時代のように、
ほぼ全員の男性が当然に結婚できるような社会です。
ですが、これは現実的ではありません。
総務庁が出した男女別全国推計人口の平成16年度10月の情報によりますと、
12歳~30歳(初恋~結婚ギリギリライン)の男女別人口比は
男性1476万人、女性1314万人となり、男性側が162万人余ります。
比率にすると女性:男性は 1:1.123 で男性が約12%程度余る計算です。
若年世代では男性側が女性よりも約5~10%程度多く生まれているようで、
30歳以降はその差が縮まる傾向になり、55歳以上で男性と女性の人口比が
逆転しそれ以降はおよそ5~10%程度女性が多くなります。
おそらく、女性のほうが寿命が長いことに起因すると思います。

つまり、どう足掻いても5~10%前後の男性は余る
ように出来ているのです。
実際に2002年度の高校3年生男女の性交経験率は、男子37.3%女子45.6%で、
その差は約8.3%ととなり、人口比率と近い差です。
キス経験率も男子52.1%女子64.0%で、
その差は約11.9%となりこれもまた近い差となっています。
(東京都小・中・高等学校性教育研究会調査)
余る=モテナイ男と考えてよいでしょう。
通説によりますと男性は戦争などで死ぬ率が高く、
その分多く生まれてくるように遺伝子でプログラムされている為
だそうで、平和な現代社会では男性が戦争で死なない為に
男女比率が狂ってしまったのです。

余談ですが、祖父の話では出兵して帰国した直後は戦争で男性が
大勢死んで女性が余っていた為、多少容姿が悪かろうが
関係なくモテモテだったと言ってました。

話を戻しまして、強引に考えれば55歳を過ぎた女性とは
恋愛しやすくなるわけですが、
純愛などと言っても流石に老女と恋愛しようという男性は極めて少数でしょう。
つまり、モテナイ男が生まれることは現状として如何ともしがたいのです。
ですから、モテナイ男が生まれる事を前提としてモテナイ男でも
住みごごちの良い社会を考える方がまだ現実的なのです。


次は2のモテナイ差別が存在しない(緩和された)社会を考えてみましょう。


※以下は私の主観が強く入る考察なので流し読みして下さい※

モテナイ男を差別する恋愛社会下層者・・・具体的には
どんな人物なのでしょうか?
思いつく限り列挙してみます。
偏見の混じった妄想に近いものなのですが、ご容赦下さい。


・頑張って脱オタクした人
・頑張って脱モテナイした人
・トーク力で容姿をカバーしてやっと恋愛できた人
・セックスフレンドとしての価値しかないヤリマン女
・加齢と共に恋愛社会上の価値が下落中の負け犬
・愛と性欲を混同した人



別にこれ以上深く考える事もありませんし、偏見に満ちた内容で根拠もありません。
何となく、何となく思ったので書いてみました。
それだけです・・・


※以下は私の主観が強く入る考察なので流し読みして下さい※

ぶっちゃけ言えば私はモテナイ差別を積極的に行う人間は
「モテとモテナイのボーダー上で足掻いている恋愛社会下層者」
ではないかと考えています。
恋愛社会上層者(イケメン、美女)は恋愛が大した労苦なく行えるので、
恋愛にストレスは感じにくいです。
好き勝手して関係が壊れても次の相手をたらしこめばいいだけです。
こういう人間はモテナイ人間を差別しない・・・というか
「眼中にすら入れません」
仲良くもしないし、差別もしない、まったく異世界なので接点がないという事です。

ですが、最下層(モテナイ男)ではないが、少しでも気を抜くと
最下層に転落しかねない人間は・・・
立場的に士農工商時代の農民と同じと考えても良いでしょう。
農民は建前上は武士に次ぐ身分ですが、実質的には
厳しい年貢取立てを受けていたので四つの身分の中でも
最も過酷な立場でした。
その実質的下層階級である農民の不満を解消する為に生まれたのが
エタ、非人という部落差別です。
「お前達よりも下の身分が居るんだから、我慢しなさい。
代わりに奴らをイジメて年貢取立てのストレスを発散してください」

という理由から生み出されたスケープゴードなのです。

黒人差別撤廃を訴えたキング牧師もこのような指摘をしています。
「黒人を差別するのはプアホワイト(貧しい白人)達だ」
実際に酷い黒人差別が横行していたのは、農園で働く
貧しい白人の多い南部アメリカでした。
これもまたエタ、非人と同じく、農園主から搾取される苦しみを
黒人をイジメることによってストレス発散としていたのでしょう。

つまり恋愛社会上層(イケメン、美女)から
搾取(食事代、プレゼント代、デート代、車、洋服、時間、労力)を
されたストレスを最下層者(モテナイ男)をイジメる事によって
ストレス発散しているのです。

ある意味では彼ら恋愛社会下層者も惨い立場にあります。
彼らは「惚れられる」立場ではないため、
常に誰かに「惚れる」立場を強要されます。
「惚れた弱み」などと言いますが、惚れた方は
力関係で従属を強いられます。
惚れられた方は相手の好意に答えて「付き合ってあげている」
という意識が働くため相対的にワガママを通していいと
勘違いしやすいのです。
そして、惚れた方もワガママを認めてやらなければ
振られてしまいます。
そういうプレッシャーから、時間、労力、金、肉体を
絞られていくわけです。
これはキツイ、ストレスも溜まるでしょう。


だからといって、
弱い者イジメを良心の呵責無く行える人間は
腐ってるとしか言いようがありませんがね。

モテナイ差別を行う人間もまた、
心にモテナイ男とは色の異なる闇を抱えてる
言えるでしょう


モテナイ差別関連で、差別を行う側の人間について考えてみましょう。
差別とは何らかの点で自分より劣る相手を侮蔑し暴虐を振るう事です。
要するに差別する人間は、弱い者イジメが楽しくて仕方ない人種ですね。

ただ、ここで勘違いしてはならないのは
「優しくない=差別 ではない」と言う事です。
自分が苦手とする人間、嫌いな人間とは距離を置いて
最低限の事務的関係のみ我慢して行う。
これは差別どころかむしろ大人の対応と言えます。
軋轢が生じやすそうな相手とは疎遠にして、無駄な争いを避けるという知恵です。
恋愛放棄もこの距離を置くことに類する行為です。
もちろんここで、事務的関係すら拒否するようではガキであり、差別者に分類されますが。

では、差別と距離を置くことの違いとは何でしょう?
それは「自ら積極的に相手を攻撃するかしないか」と言う事です。
離れたところでじっとしているモテナイ男にワザワザ近づいて
「キモイ」と罵る・・・
別に「キモイ」と心の中で思うことは自由ですし、
百歩譲って相手に絶対聞こえない場所でその人の陰口を叩くのは
許容範囲に思います(罪悪感と最低限の配慮を理解している)

ですが、その人間に面と向って侮蔑を投げかけたり、
あまつさえ暴虐をふるうことは明らかな「イジメ」です。


モテナイ原因としてあげた3つの条件

1.容姿の醜さ
2.度胸の無さ(気の弱さ)
3.ウソの下手さ(世渡り下手、不器用)


これをひっくり返して

1.容姿が美しい
2.度胸がある
3.ウソが上手い


としてみると、イケメンヤリチンの性質そのものになりますね。

考えてみれば当たり前ですが、
モテナイ男とはイケメンヤリチンを全く逆にした存在なんですね。


差別原因の各要素ごとに対策を考えてみましょう。

1.容姿の醜さ
手の施しようがありません。
醜く生まれた人間は一生醜いのです。
整形という手段もありますが、骨格や配置が酷い場合は焼け石に水です。
第一、
なんでモテナイ差別なんて非人道的な行為を
平気でやるような畜生共の為に親から貰った顔を
改造せねばならんのでしょうか?

個人的に整形は自殺と並ぶ、究極の自己否定の一つであると考えます。


2.気の弱さ
これはかなり重要です。
モテナイ差別に関わらず、イジメや差別を受ける人は大抵気が弱いです。
そもそもイジメや差別は弱者をターゲットとして行われます。
強者をターゲットとして行うと逆襲されかねないからです。

結論から言えば、
「モテナイ差別を受けたらキッチリと言い返す、争う(良識の範囲で)」
と言う事です。
イジメや差別は強烈な抵抗を示してくる相手にはやりにくいものです。
自分が傷つかずに、相手をいたぶってストレスを発散したいわけですから、
反撃を受けて自分が傷ついてしまっては、楽しくないのです。


反撃のタイミングですが、例えばこちらに聞こえないように気をつけて
話していたと思われる陰口程度は見てみぬフリでも構わないでしょう。
(聞こえないようにしてるのは一応は罪悪感を意識しているという事なので)
問題は、すぐ近くであからさまに侮蔑したり、或いは面と向って
「キモイ」などと言ったり、部署の男性社員全員に
義理チョコを配っているのに自分だけもらえないとか、
「あからさまな侮蔑、差別」はこちらを舐めきっている証拠です。
その状況まで達したなら迷わず
「ふざけるな、ちょっと待て貴様!!」
勇気を持ってキレましょう。

しかし・・・口で言うは易しですが、気が弱いわけですから
「反撃せねば」と思っても中々踏み出せません。
そこでオススメなのが身体を鍛える事です。
空手やボクシングのような武道、ウェイトトレーニングで
筋肉マンを目指すのも良いかも知れません。
肉体を鍛錬すると自信が付きますし、物理的に肉体が
強化されますので、周囲も威圧感と言うか
「見下しにくい」と感じを周囲に与えます。
人間も動物なので肉体的に強そうな相手を攻撃するのは難しいものです。

兎に角、ある一定のラインを踏み越えて侵略してきた相手には
勇気を持って反撃しましょう。
そこで引いてしまっては後はイジメラレッコとなんら変わらない
屈辱的な日々が待っています。


3.ウソの下手さ(世渡り下手、不器用)
ゴマすり下手とも言いますが、周囲の感情を
自分に都合よくコントロールするための能力がですね。
実はこれは洞察力、読解力、判断力などの能力を
高次元で働かせないといけない、かなり高度な能力です。
相手がどういうタイプか、何を考えているかを見抜き
相手が望む対応を適量にこなしてあげねばならないからです。
そして、気分が良くなった相手に自分に都合よく動いてくれるように
上手にお願いなどをするのです。

はっきり言って、IQやPQがなどの先天的な要素や
幼少時の環境で発達する部分が強く影響する能力に思います。

私はこれらを大幅に改善する術を知りません。
唯一つ、私の職場の上司(40代、50代)にもこういった能力が
乏しい人間はチラホラいます。
要するに、ウソが下手な奴は何歳になっても何時までたっても
ウソが下手ということです。

容姿ほどではありませんが、改善が難しい要素であると思います。


なぜモテナイ男は差別を受けるのでしょうか?
モテナイ=恋愛が出来ない世間的落伍者というイメージもありますが、
実際はモテナイ事自体は大した原因では無いと考えます。

例えばキムタクのようなイケメンが
「恋愛未経験で童貞なんですが・・・」と言ったら
逆に食指をそそられる女性も多いでしょう。
イケメンに限らず大きな付加価値を持った男性が
「恋愛未経験」と言う場合は、差別を受けないばかりかむしろ
「純情、純粋」という好意的なレッテルを貼られます。

つまりは、モテナイ差別の原因=モテナイ原因ということです。

モテナイ男分析結論 で出したモテナイ男に最も不足してるものを
引き合いにだせば、

1.容姿の醜さ
2.度胸の無さ(気の弱さ)
3.ウソの下手さ(世渡り下手、不器用)


この3つがモテナイ差別の原因と考えられます。
こう考えるとモテナイ差別は弱い者イジメと同類ですね・・・
次はモテナイ差別への対策を絡めてさらに深く考察したいと思います。


モテナイ男は侮蔑や差別を良く受けます。
モテナイというだけであれば、恋愛放棄して終わりですが、
モテナイという理由から人格否定されたり見下されるのは
やはり腹立たしくあります。
この差別こそが現実問題としてモテナイ男の真の悩みだったりします。
ぶっちゃけ言えば「モテナイ」のはどうでもいいですが、
「舐められる」のは滅茶苦茶ムカつきます。

この差別さえ解消できれば一生モテなかろうが屁でもありません。

ここからは「モテナイ男への差別」について考察していきたいと思います。


恋愛放棄が出来ないままモテナイ男で居るとどうなるでしょうか?
欲しい物が手に入らないまま日々悶々と過ごすわけですから、
当然ストレスやルサンチマンが鬱積します、精神衛生上よくないですね。

これがさらに進むと絶望感に苛まれ、生きる気力を失ってきます。
いわゆる欝状態です。

欝状態になるのも問題ですが、もっとヤバイのは鬱積したルサンチマンが
攻撃性という方向で過剰に発露してしまう事です。
適度な怒りや憎悪は困難を乗り越える時のエネルギーともなり得ますが、
過剰な怒りや憎悪は「暴走」に繋がります。

電波男ではこの例として都井睦雄(津山30人殺しの犯人)を上げています。
病弱で村人から冷遇されていた青年が、その怒りを大量殺人に向けてしまった事件です。
彼は女性からも相当に侮蔑を受けていたようで、女性との対立が
凶行の引き金となっていたようです(遺書に女性への復讐を誓う旨が書かれている)
単純にモテナイというよりもイジメに近い状況であったので、
一概にモテナイ男に当てはめることは出来ませんが、形はどうあれ
侮蔑や差別への鬱積が臨界点を突破すると何らかの「暴走状態」になる可能性が
高いという事は言えると思います。

モテナイ男は一般人と比較し、侮蔑や差別に晒される頻度が高いです。
さらにその状況からの脱却も前に示したとおり様々な問題があります。
「一般人以上にルサンチマンが溜まりやすい」という事を覚悟して、
上手くガス抜きをしないと社会と折り合いをつけるのは難しそうです。
人間は思ったよりも我慢ができない生き物なのです。
それはモテナイ男も例外ではありません。
ですが、不満の原因を知り対策を考えればコントロールは可能です。


では具体的に恋愛放棄をするにはどうすればいいのでしょう?
恋愛放棄と簡単に言いますが、これは
「本能レベルの欲求を捨てる」という事です。
性欲自体は自慰行為でどうとでもなりますが、
異性に近づきたいという欲求はやはり中々に手強く、
それが満たされないとストレスというかルサンチマンを感じます。

ではどうするかというと
ルサンチマンを受け入れつつ、何がしか(おもに趣味や仕事)に没頭する
ということです。
ストレスの根本解決を諦め、溜まり過ぎになら無いように
趣味等で調節するのです。

電波男ではこのストレス発散に「ギャルゲーやアニメのキャラクター萌え」
を薦めています。
架空の異性との妄想恋愛の事ですが、恋愛への渇望を満たすという意味では
直接的で中々に有効であると思います。
ヴィトンのバックが欲しいけど手に入らないから、模造品を買う
という心理に近いかもしれません。
さらに一歩進むと自分の理想のバッグを
自分自身で作成するような領域まで達することも。
ただ、やはり人によって受け付ける受け付けないの部分が大きいので
全ての人には適応できませんが。

私が個人的にオススメしたいのはペットを飼うこと、
動物と触れ合うことです。
彼らは人間の容姿は関係なく、親身に世話をして
愛情を注いでくれる人に懐きます。
注いだ愛情がそのまま好意として素直に返って来るのは
実に心が温かくなります。

まあ、心の触れ合いがない趣味だとしても、何か熱中して
一時でも生きている喜びを味わえるのなら
園芸でもパズルでもマラソンでも何でも構いません。
何か一つでも楽しい事があれば、他がダメでも人生は
そこそこハッピーです。

結論は単純、生きがいを持て という事です。



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