性格はもっとも難しい要素です。
究極的に言えば、性格の良し悪しなんてものは
恋愛において無視してよいと考えています。
なぜなら、良し悪しよりも相性が重要と考えるからです。
基本的に悪人は悪人を好きになりますし、善人は善人を好きになります。
「自分と同じ性質」に人は惹かれるからです。
よって、性格に足切りは存在しないに等しいと思います。
一見すると善人が比較的大勢に好かれそうな気がしますが、
皆さんの経験では、今までの人生の中で善人と呼べる人は何人いたでしょうか?
善人を(建前上は)尊敬する人は多くても、善人と気が合う人は少数です。
ただし、別の面で性格が重要になる場面があります。
それは「キッカケを作る」という場面です。
臆病な人であれば、声が掛けられずチャンスは減りますし、
度胸がある人ならば、ズケズケと異性に接近して、
結果としてチャンスが増えるでしょう。
また人を傷つけても何とも思わない人であれば、
ウソをたくみに使い、自分の都合よく相手を操作する事が出来ますが、
人を傷つけまいとする人間であれば、ありのままで勝負するしかありません。
ハッタリが使える人間と、使えない人間では手札の数に差があり、
既にその時点で有利不利は歴然です
極論を言ってしまえば、恋愛における性格なんてものは
「気が強くてウソを平気で付ける人間」はキッカケ作りでは有利という程度では。
逆にモテナイ男的性格とは「気が弱くてウソが付けない」と言えます。
恋愛関係の持続と言う意味では、また違った要素が重要になるのでしょうが、
一度も恋愛できない「モテナイ男」を論じるうえでは関係の継続は
次のステージの話であり、雲の上の話であるので割愛します。